家庭のWi-Fiが遅い原因3つ

2017/8/22ライフスタイル

どうもこんばんわ

スマートフォンの普及やノートパソコンのWi-Fi機能が普及した影響で今では一家に一台Wi-Fiルーターが、もしくは数台設置している家庭もあると思います。

そんなWi-Fiルーターですが、製品の箱に書いてあるような速度が出ない(ex:866Mbps)と困っている人が私の周りにも数名いました。

なぜ速度が出ないのでしょうか?今回はその原因を3つご紹介します。

使用している機器が高速通信に対応していない

これは皆さん意外に気づかずに落とし穴にはまっている方が多いです。

11ac(5GHz)で1733Mbps・11n(2.4GHz)で最大600Mbpsの速度が出せるBAFFALOのWXR-2533DHP2というルーターと一般的なスマホがあるとします。

11acはかなり普及してきておりますが、まだまだ2.4GHzを使用している家庭が多いと思いますので、今回はこちらで説明をいたします。

 

ズバリこの600Mbpsという数字は実はWi-Fiルーターとスマホがお互いに4つのアンテナを使用して通信した場合の速度なんです。

少し難しい話にはなりますが、2.4GHzは基本的には20MHz幅の電波を使用しています。

簡単に道路に例えると20MHzは1車線の道路と考えてください。

この道路で1台の車がデータを運んでいるときは最大75Mbpsで通信することができます。

最近のルーターは20MHzの倍の40MHz幅で通信をすることができます。

ということは2車線の道路で同時に2台の車がデータを運ぶことができるので、最大150Mbpsで通信をすることができます。

最初に書いた「4つのアンテナを使用して」というのは、2車線の道路が4つある場合ということです。

このとき150Mbps×4で600Mbpsというわけです。

しかし一般的なスマホやパソコンではこの道路は2つまでしか対応していません。

この時点で150Mbps×2で300Mbpsが強制的に上限となるわけです。

さらに古いものになると道路1つまでしか対応しておらず、150Mbpsが上限となる機器もあります。

 

11ac(5GHz)の場合は基本80MHz(最大160MHz)ですので4車線の1つの道路で最大433Mbpsで通信することができます。

道路が二つの場合は866Mbps・4つの道路の場合は1733Mbpsというわけです。

 

ルータは同時に複数の機器と通信できない

さて次の速度が出ない原因です。

実はルーターは同時に複数の機器とは通信ができないのです。

わけわからん!っと言う方にこちらも例を出して説明します。

あるところに夫婦と2人の子供で4人家族がいました。※便宜上それぞれをA,B,C,Dとします

それぞれがスマートフォンを使用してWi-Fiルータに接続されています。

仮にこの4人が同時にインターネットやYoutubeで動画を見たとします。

このときルーターは同時にデータを4人へ送ることができませんので、最初にアクセスしてきたAと通信します。

しかし同時に通信ができないのでこのままではAが動画を見終わるまで他の3名は通信することができません。

これでは不便で仕方ありません。激おこぷんぷん丸です。

ですが実際は他の3名もAが動画を見ている間でもブログを訪れたり、インスタグラムに写真をアップロードすることができます。

なぜでしょうか?

正解は「ルーターは平等に通信をする」です。さて頭の上に?マークが浮かんだ人もいるかと思います。

ではある1秒間を切り取ってみましょう。

ルーターは同時に4人がアクセスしてきたときに、アクセスしてきた順に平等に通信を行います。

Aと0.25秒通信した後、Bと0.25秒通信します。そしてCと0.25秒、Dと0.25秒と通信していき、それぞれの通信が終わるまでこれを繰り返します。

本来はこの時間がもっと短く高速で切り替わるので、見かけ上は同時に通信ができているように感じるのです。

ではこの制約がどのように速度が遅いことにつながるのか・・・

簡単にイメージできるのはニュースなどでたまに出る号外を配るシーンです。

1人の配布員に同時に何名も群がりますよね?

このときの配布員の動作フローはこうです。

1.号外を一部掴む

2.号外を先に手を出してきた人に配る

3.号外が受け取られたらその手を戻して1に戻る

3から1に戻るときに少し時間がありますよね?

配布員は1人なのに複数の人にデータを配っていたら、少しずつ待ち時間が生まれます。

このせいで通信が遅くなるのです。

よって、一つのルーターに接続されるスマホが多ければ多いほど一台当たりの速度が落ちていきます。

今ではこのルーターの欠点を解消すべく、複数のアンテナを1本ずつ独立してデータ通信に使うことできる機種も出てきています。(MU-MIMOという技術)

冒頭で出したWXR-2533DHP2は3台までなら待ち時間0で通信することができるので、速度低下を最小限に抑えることができます。

しかしスマホ等が対応していなければ意味がありません。

 

 

邪魔な電波(ノイズ)が多い

さてさて3つ目の原因です。

世の中には様々な電波があります。TVの電波や電子レンジから出る電波、車のリモコン等様々な機器から電波が出ています。

実はこれらがWi-Fiルーターとスマホとの通信を少なからず邪魔しているのです。

そしてほかの家のWi-Fiルーターからの電波も邪魔な電波になります。

2.4GHzでは特に電子レンジはなかなかのクリティカルヒットを決めてきます。

電子レンジを近くで使用されたら通信はほぼ無理と思ったほうがいいです。

 

Wi-Fiで使用することができる電波の範囲は限られていて、その範囲が11nという通信方式で13等分されています。

その一つ一つをチャンネルというのですが、基本的にそのチャンネルはルーターが自動的に空いてそうなチャンネルを選んでくれます。

しかし世の中の無線機器が増えすぎて空いているチャンネルなんかねぇ!!状態になっています。

同じチャンネルを使用している人が周りにいると電波が邪魔しあって正常な通信をすることが難しく、速度が低下してしまいます。

 

まとめ

3つほど原因を書いていきました。

気軽に使用しているWi-Fiですが、速度が遅い遅いと思っている人はこれで少しは納得できましたか?

これらの原因はトップ5に絶対入っています。

※あと二つは気が向いたら書いていこうかと思います(笑)

逆に原因が分かれば対策のしようもあるというものです。

機器が対応しているかどうかに関しては、使用している機器の型番とかで調べると詳しい仕様が出てきますので、気が向いたら一度確認してみてもいいかもしれませんね。

ちなみに私が使用しているWi-FiルーターはASUSというメーカーのRT-AC87Uというモデルです。

今は終息気味になっていて、今は新しいRT-AC88Uというモデルが出てるようです。

後はいくつかおすすめ品でも紹介しておきます。

(家電好きが選んだという点を踏まえてご覧ください)