チェックリスト?形骸化してますよね?
ということを社会人になってから一番感じています。
どんな業種にも何かしらのチェックリストが存在していると思うのですが、正直役に立ってるビジョンが浮かばない。
導入してすぐはみんな律義にやるんだろうけど、しばらくしたら形骸化して結局チェックもしてないのにチェックをするだけの仕事が増えただけになってますよね。
チェックすることが仕事になっている
チェックリストって本来の目的は、いろいろな工程などを抜けなく間違いなく行うために活用するわけですが、
時間が経つにつれて「チェックすることが仕事」になるんですよね。
いやまぁチェックするのが仕事といえばそうなんですが、本来の目的とは違いますよね。
例えばピッキング作業であれば、チェックリスト上のものをすべてピックアップできたかどうかをチェックする為に使用します。
作業工程であれば、一つ一つの工程が終わったらチェックしていって、最終的にすべての工程にチェックが入ったらOKになりますよね。
でも形骸化すると、ピッキングであれば本来は一つピックアップしたらチェックしないといけないところ、すべてのものをピックアップした後に最後すべてのチェックをします。
作業であれば、一工程ずつチェックしなければならないところ、すべての工程が終わった後にチェックリストに機械的にレ点を付けていきます。
要はチェックリストが本来の用途で使われなくなり、最終的にはレ点を付けるという仕事が1戸増えてしまっただけになるということですね。
結局は意識改革が必要なのか
じゃあチェックリストをしっかりと本来の目的通りに使用してもらうためにはどうすればよいのでしょうか。
結局は「意識改革」ということになります。
どういう意識改革かというと、チェックリストを本来の目的通り使用してもらう改革です。
聞いてておかしく感じませんか?
チェックリストをちゃんと使ってもらうために意識改革するなんて、じゃあそもそもチェックリストがいらないように意識改革をしたほうがいいんじゃないか?
誰でもそう思います。
しかし現実はそうはい神崎で、なかなか意識改革を成功させるのは難しいものです。
これは会社でも割と上の立場にいる人であれば一度は実感したことがあるでしょう。
同時並行がベスト
チェックリストもダメ、意識改革もダメとなると八方ふさがりになってしまいますので、どちらかを実行しなければなりません。
どちらもそれなりにメリットデメリットありますが、個人的には同時並行が一番良いのではないかと思います。
チェックリストを作りつつ、意識改革も進めていく。
なぜかというと、チェックリストは時にはエビデンスになることがあるからです。
要は何か問題が起きた時に、ちゃんとチェックしたのかという証拠になるんですね。
ただその重要な証拠が実態にそくしておらず、レ点を付けていただけということがバレた日には、信用がマリアナ海溝よりも深く落ちてしまいます。
チェックリストに証拠能力を持たせるためにも、意識改革を進めてしっかりとチェックを実践していくことで、作業の精度を上げるとともに何かあったときの証拠としてチェックリストがしっかりとした効力を発揮するようにすることが良いのではないでしょうか。
こんだけい書いてきましたけど、個人的にはチェクリスト自体反対派です(笑)
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