値引き割引後の価格を一瞬で計算する方法

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どうもこんにちこんばんは
今日はちょっとした小技紹介したいと思います。

本日紹介する小技は「値引き後の価格を一瞬で計算する方法」です。
もう少しわかりやすく説明すると、例えばデパートや家電量販店で「30%OFF」とか値引き率が表記されている場合がありますよね。
具体的に何円引きって記載されていれば簡単に引き算で価格を出すことができるのですが、率で表示されると最終的な価格はいくらなんだってなりませんか?
ということで今回はパーセント表示で値引きが表記されている場合に、一瞬で値引き後の価格を計算する方法を紹介したいと思います。
今回は計算サンプルを3つ交えて紹介していきたいと思います。どれも税は考えません。

計算サンプル1

商品価格が5000円の商品で、割引が30%と表示されていました。
この場合の割引後の価格はいくらになるかわかりますか?

正解は3500円です。

ではなぜこうなるかを解説していきます。
数学の世界では、100%の状態は「1」となります。
例えば5000×1=5000となります。
要は百パーセントの状態というわけですね。

ここでピンと来た人もいるかと思います。
5000×○=▲という式の、○の部分を変えてやることで割引後の数値を出すことができます。
では〇の部分にどんな数字を入れればよいかというと、先ほど100%の状態は「1」と言いました。
では99%の状態がどうなるかというと、「0.99」となります。
90%の状態は「0.9」となります。要は1%=0.01なんです。

ということは、30%引き後の数値を出したいときは「0.3」をかけてやればいいんだ!
と思った方、ちょっと待ってください。
そのまま0.3をかけてしまうと、30%の状態しか計算することができませんので、もう一工夫してあげましょう。
30%引き後の状態は簡単な引き算で可能です。
100%-30%=70%=0.7
ということは、0.7をかけてやることで、30%引き後の価格を出すことができるのです。
なので5000円×0.7=3500円と求めることができます。

計算サンプル2

割引後の価格を求めるカラクリがわかったところで、この方法が威力を発揮する計算を出してみましょう。
サンプル1は、正直からくりがわかれば暗算でもなんとかなりますが、今回は暗算が難しい計算で行きます。
3467円の30%OFFの割引後の価格を計算してみましょう。
さすがに暗算をするには難しいですよね。なので電卓を取り出しましょう。
からくりがわかっているので、計算式を打ち込めば一瞬で答えが出ます。
計算式は以下の通りとなりますね。
3467円×0.70=2426.9円
となります。

このように一瞬で計算することが可能となります。電卓を持っていてもからくりを知っていなければ計算はできませんから、仕組みを理解するのは非常に重要です。

計算サンプル3

もうからくりがわかっているので、どんな計算s気でも全く問題ありません。
サンプル3も少し難しい式にしてみましょう。
5742円の33%OFF後の価格を計算してみましょう。
計算式は皆さんわかりますね?
5742円×0.67=3847.14円
となります。

一見ややこしい計算に見えますが、理屈さえわかってしまえばなんてことないですね。
ちなみに小数点の部分ってどうなると思いますか?
小数点の部分は1円以下なので、現代で「銭」がないので通常は支払いができません。

小数点の扱いはどうなるのか

 小数点の部分の取り扱いはルールで決まっているわけではありません。
そのお店毎に自由に決めていいのです。
ただ基本的に小数点の部分は切り捨てのお店が多いです。
それはやっぱりお客さんのことを考えてくれているということもあるし、お店としてのイメージの問題もありますから。
ただもちろん数は少ないですが、中には切り上げのお店もあります。
なので小数点が発生した場合は、どちらにせよ支払いができる円の単位までどうにかして数字が丸められるということです。

最後に

 以上割引後の価格を一瞬で計算する方法を紹介してきました。
こういった知識は買い物などで一番役に立ちます。
例えば手持ちのお金で買えるものをチョイスする場合に割引後まで価格を織り込むことができたらより正確に買い物ができます。
また、家電などの値引きを織り込んである場合も、予算との兼ね合いを比較しやすいので、覚えておいて損はないでしょう。
みなさんもこれを覚えて良い買い物ライフを送ってください。