ウォークマンとSRS-HG1でハイレゾを聴く

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どうもこんばんわ

私は音楽を聴くのにSONYのWalkman(NW-A35)を使用しています。

車の中でも音楽を聴いているのですがその時は車のスピーカーを使用せずに同じくSONYのスピーカーSRS-HG1を使用して聴いています。

SRS-HG1はウォークマンと専用のケーブルを使用して接続すれば、スピーカーまでロス無しでデジタル伝送をすることができますので、スピーカーから高音質(音源が悪い場合は除く)で音楽を再生することができます。

よってハイレゾ音源を持っていれば、スピーカーからハイレゾのままで音楽を再生することができます。

 

Bluetoothを使用してSONY独自のLDACと呼ばれる方式を使用すれば理論上はハイレゾ音源で再生できるそうですが、如何せん無線なため正直信じていません(笑)

ていうか高ビットレートで転送するため、たまに途切れたりしてストレスがたまるんですよね。

以上の理由で私は信頼のおける有線接続を選んでいます。

ということで有線接続で聴くための方法と感想を書いていきたいと思います。

今回この方法が使用できるウォークマンは以下になります(2017-12-02現在)

【NW-A40シリーズ・NW-ZX300・NW-A30シリーズ・NW-WM1A・NW-WM1Z・NW-ZX100・NW-A20シリーズ・NW-A10シリーズ・NW-ZX1・NW-F880シリーズ・NW-ZX2】

by SONY 公式サイト

有線でハイレゾを聴くには専用ケーブルが必要

まずはウォークマンとスピーカーを接続しないと始まらない!!

ウォークマンとSRS-HG1を接続してハイレゾで聴くにはウォークマン側に「WMC-NWH10」という専用のケーブルを接続する必要があります。

そのケーブルはコチラ↓


これをウォークマンのWMポートに接続して、SRS-HG1とはUSBケーブル(Type-Aオス-MicroUSB)で接続します。

私はUSBケーブルにはAnkerのPowerLine+を使用しています。

これで接続は完了です。

 

SRS-HG1側を「USB」設定にする

次にスピーカー(SRS-HG1)をUSBモードに設定します。

操作自体は簡単で、背面のFunctionボタンをポチポチ押して「USB」にランプを合わせるだけです。

注意:他の設定では通信することができずに再生することができません。

設定が正常に完了して、ウォークマンがスピーカー(SRS-HG1)を認識するとウォークマン側の音量インジケーターが消えます。

現在は音量の数値が表示されていますが。。。↓

 

正しくスピーカーと接続されると音量の数値が消えます。↓

 

これで再生するための準備はすべて完了です。

※もし正常に認識されない場合は、ウォークマン及びスピーカーの再起動とケーブルが確実に接続されているかを確認してください。

 

Let’s 再生!!

全ての準備が完了したらあとはウォークマンの再生ボタンを押すだけ!!

これでデジタル伝送で音楽を再生することができました。

ハイレゾ音源であればハイレゾでスピーカーから出力されます。

ちなみにこの構成だとウォークマン側の音量調節機能は使用できませんので、スピーカー(SRS-HG1)の音量ボタンを使用して音量を調節してください。

それと同様でウォークマンの音質設定(イコライザやClear Audio+など)は使用できませんので、スピーカー側の音質設定で設定してください。

スピーカー側の音質設定はスマートフォンアプリの「Music Center」で設定することができます。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sony.songpal&hl=ja

 

 

補足

なぜSRS-HG1はデジタル伝送でのハイレゾ音源を再生できるのか?

SRS-HG1は先述した通り、ウォークマンと接続してデジタル伝送されたデータを再生することができます。

なぜかというとSRS-HG1が「DAC内蔵」だからです。

DACがわからない人へ↓

デジタル-アナログ変換回路(デジタル-アナログへんかんかいろ、D/A変換回路 digital to analog converter)は、デジタル電気信号をアナログ電気信号に変換する電子回路である。D/AコンバーターDAC(ダック))とも呼ばれる。 また、デジタル-アナログ変換(デジタル-アナログへんかん、D/A変換)は、デジタル信号をアナログ信号に変換することをいう。

by Wikipedia

 

まぁ難しいことが何やら書かれていますが、デジタルデータを基に音を鳴らすことができる機構と思ってもらえればよいかと。

DAC内臓ということはデジタルデータがスピーカーに入力されればデジタルデータを基に音を再生してくれるということです。

よってハイレゾデータもウォークマンからSRS-HG1にロス無しでデジタル伝送されるため、ハイレゾそのままで再生できるという仕組みです。

 

なぜ専用ケーブルが必要なのか?

実はウォークマンとスピーカーを接続する際に、専用ケーブルである「WMC-NWH10」を使用せずに、WMポート-USB変換アダプタと両端MicroUSBケーブルを使用して接続しても再生することができます。

ただしこの接続方法だと再生することはできますが、ハイレゾ音源がハイレゾでは再生されません。

WMポート-MicroUSB変換アダプタのWMポートに接続する側の結線がWMC-NWH10とは異なる為、アナログデータで出力される為です。

WMC-NWH10の結線はウォークマンに「デジタル伝送できますよー」と認識させるための結線が施されています。よってこのWMC-NWH10を使用してSRS-HG1と接続した時にデジタル伝送によるハイレゾの再生ができるようになるのです。

※SONYのサポートに連絡して確認したので確かです。