K2HDのハイレゾ音源に気をつけろ!!

2017/9/4雑記

どうもこんばんわ

先日ハイレゾについての記事を書きましたが、

音源を購入する際に気を付けていただきたい点がありますのでご紹介します。

K2HDとは?

ハイレゾ音源を配信しているmoraやe-onkyoを見ていると、音源の説明に「K2HDプロセシング」「K2HD」と表記がされている物があります。

これはビクターが開発したK2HDと呼ばれるCDクオリティの音源をハイレゾ音源へとアップサンプリング・アップコンバートするマスタリング技術です。

販売されているハイレゾ音源にK2HDという表記があれば、それはこのK2HDと呼ばれるマスタリング技術を使用してCD音源からアップコンバートされた音源であるということです。

 

 

存在しない音を追加している

一見CD音源をハイレゾ音源相当に変換してくれるので「いい奴」と思いがちですが、実は落とし穴があります。

K2HDで変換された音源は通常CD音源には収録されない22000Hz以上の音も入っています。

ここで気づいた方はいらっしゃるかもしれませんが、もともとCD音源には22000Hz以上の音は含まれていないにも関わらず、変換されたハイレゾ音源には収録されている・・・・

そうです、このK2HDを使用して変換した際に、22000Hz以下の音から推測された音を追加しているのです。

これを補完と呼びますが、実際には存在しない音が追加されているのです。

ただ追加されているのは人間が聞こえる音の範囲を超えた部分ですので、違いを聞き分けるのはなかなか難しいです。

よって専用ソフトで周波数変換をかけると顕著に違いが判ります。

以下はmoraで購入したKalafinaの「blaze」96KHz 24bitです。

横幅が半分の48KHzになります。

ちゃんとハイレゾで録音されたファイルはなだらかなグラフを描いて落ちていきます。

続いてK2HDでアップサンプリングした曲だと以下のようなイメージ画像になります。

(ちゃんとしたもの用意できなくてすいません。いつか差し替えます)

黄色い曲線の左端の始まりがちょうど22500Hzあたりになります。

K2HDであればその境目から曲線のようにガクッと下がって、あとは平坦な音がずっと続きます。

以上の画像のように、K2HDで変換されたハイレゾと、元からハイレゾの音源にはこのような違いがあります。

悪く言えば音を勝手に作って足しているわけですから、本来の音ではありません。

よって、K2HDを使用して変換されたハイレゾ音源を「ニセレゾ」と呼ばれることが多いです。

実際に波形を見ても明らかに不自然な音が追加されているのでそう呼ばれても仕方がないかもしれませんね。

 

まとめ

以上K2HDについて説明してきましたが、何度も書いているようにK2HDを使用して変換された音源は、本当は存在しない音が追加されています

存在しない音が追加されているので、それが変に作用してしまっている音源もあるかもしれません。

音源配信サイトではK2HD表記がされているので見分けは可能ですので、もし購入される方は割り切って購入してください。

基本的にはハイレゾの概念が存在しない昔のタイトルがハイレゾとして配信されている場合は要注意です。

 

 

オマケ

moraでマクロスΔのワルキューレの曲を購入したので、こちらも解析してみた。

サイト上にはK2HDの表記はなく、おそらくマスターがハイレゾだと思われる。

曲は「恋!ハレイション」48KHz 24bitで以下画像※一番右まで行くと24KHzです

クリックして拡大してもらえると見やすいですが、なんと22500Hz以上が切れています。

48KHzであれば一番右まで波がなければいけませんが、ご覧のとおりです。

あれれ?これだと44.1KHzということになるなー

moraさんどういうことですかねー(笑)

大体予想は尽きますが、スタジオでレコーディングしたときに作成されるファイルは大体44.1KHzか48KHzの24bitです。

※プロデューサー側が特に指定しなければ96KHzや192KHzでは録音されません

そうです、レコーディングしたままということですね。

ですが、なぜ48KHzで販売されている物が44.1KHz分の音までしか録音されていないかは不明です。

なんとなくですが、レコーディングは48KHzで行ったけど、CD用に44.1KHzで切った音源が販売されている?

情報持ってる方いらっしゃればお待ちしております。