5G全然つながらないよね。その理由簡単に教えます
世の中5Gなんて言ってますけど、ほとんどの人が恩恵を受けてないですよね。
各社から5G対応スマートフォンとかたくさん出てきてますけど、まだまだ全体の割合でいうとかなり少なめだと思います。
しかも各キャリア基地局整備が追いついておらず、5Gを利用することができるエリアが激狭な状況。
ただそんな状況でも5Gを使えている人もちろんいます。
かくいう私も5G使えてます。もちろん携帯のアンテナマークのところに「5G」という表示が出ています。
スピードテストをしてみるとなんと600mbpsという爆速ぶり。
これを見るとやっぱり5Gっていいなってなりますよね。
しかし中には5Gの表示が出ているのに全然繋がらなかったり、スピードが激遅だったりします。
その原因を今回は書いてきます。
5Gそもそも単独では使えない
5Gと言ってますけど、実は単独では使うことができなんです。
この場合の単独はどういう意味かというと、5Gの電波を単独では使えないということです。
じゃあ5Gの電波って?ってなりますよね。どんどん疑問が出てきます。
5Gの電波は基本的に3.7GHzと4.5Ghzと28Ghzがあります。いま使えている5Gはほぼほぼ3.7Ghzとか4.5Ghzです。
この2つの周波数を単独で使えないということです。
じゃあ今の5Gはどうやって通信しているかというと。もともとある4Gの電波と一緒に使用されています。
4Gの電波は800Mとか2Gとか1.5Gとか1.7Gがあります。
これらとフュージョンして5Gは通信しているというわけですね。
2G+3.7Gとか800M+4.5Ghzとか組み合わせはいろいろあります。
4Gと5Gの装置は違う装置
4Gの電波を出している装置と5Gの電波を出している装置は別々に設置されています。
最終的に電波が出るところは一緒なんですけど、電波を作っている基は別々の装置です。
そして別々の装置だからこそ連携が大事です。
呼吸を合わせて電波を出さないと通信が不安定になっちゃいます。
なのでそれぞれの装置はお互いに通信をしあっています。
今回の肝はここにあります。
4Gの電波に5Gの情報が乗っている
スマートフォンが最初に掴む電波は4Gです。4Gの電波を通じて5Gに進化するというわけですね。
5G電波を掴むためには4Gのエスコートが必要になります。
なので4Gの電波には近くに5Gがいると、そのことをスマートフォンに教えてくれます。
これが4Gの電波に5Gの情報が乗っているということです。
スマートフォンは近くに5Gがあると教えてもらったらアンテナマークのところにとりあえず5Gを表示してしまうのです。早とちりなスマートフォンちゃんです。
もちろんほんとに5Gを使えれば問題ないですけど、電波が弱いなどで5Gが使えないことがあります。
実際に5Gが使えないのに近くに5Gがあるというだけでアンテナマークに5Gを表示してしまうものですから、使ってる人はウキウキしながら通信して、全然遅かったり通信が途切れたりしてしまうというわけです。
まとめ
5Gの表示があるのに通信ができなかったり遅い理由がわかりましたかね?
要はスマートフォンちゃんが早とちりをしてしまっているということがほとんどの理由ということです。
まだまだ5Gは発展途上なのでこういうことが頻繁に起こります。
また、4Gと一緒に使わなければならないということも足を引っ張っています。
全体的に5Gをディスった感じになりますが、5Gはちゃんと使える条件がそろえば、爆速なスピードを体験できるので、ぜひ体験してほしいところです。
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