卵は全サイズ黄身の大きさは同じ?サイズで異なる点は?

雑記


どうもこんばんわ
みなさん卵好きですか?
卵かけごはんや卵焼き、すき焼きにも卵を使いますよね?

そんな卵ですが、スーパーに行くとSサイズ,Mサイズ,Lサイズとサイズ違いで複数発売されていることはご存知ですよね。
卵のサイズが異なれば黄身のサイズも異なると思っている方も多いのではないかと思います。
ですが卵のサイズ分けに黄身の大きさはあまり関係がありません。

このサイズ分けっていうのは何が違うからサイズで分けられているかご存知ですか?
なんとなく「黄身と白身が多いのがLサイズ」なんて思っていませんか?

実は違うんです!!

ではSサイズとLサイズで何がどう違うのかを紹介していきます。

卵のサイズは重量で分けられている

卵のサイズ分けは現在Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、LLサイズとありますが、これらのサイズ分けの基準は「卵全体の重量」で決まっています。
(考えてみれば当たり前ですよね。割ってみないと黄身と白身がどのくらいの割合で入っているかなんてわかりませんしね(笑))

以下の表に重量別のサイズを示します。

サイズ重量
SS40g以上46g未満
S46g以上52g未満
MS52g以上58g未満
M58g以上64未満
L64g以上70g未満
LL70g以上76g未満

このように卵全体の重量でサイズ分けがなされています。
勘の良い方はもう気付きましたか?

黄身の大きさは関係ない

卵のサイズ分けが卵全体の重量で決められていることがわかったところで、次の疑問点に移りましょう。
サイズが大きくなると黄身も大きくなっていると感じる方も多いのではないでしょうか?

実はこれ間違いであり正解なんです。
何言ってんだと思われるかもしれませんのでこれからその理由を説明していきます。

サイズの大きな卵は一応黄身も大きい

1個や2個の卵を割っただけではわからないかもしれませんが、大きなサイズの卵は黄身も一応大きくなっています。
一応大きくなったというのは大きくなっているのはなっているけど、その違いは数g程度です。

サイズが大きくなると黄身よりも白身の方が増加率が高くなります。
例えば「Sサイズの白身が25gで黄身が12g」と「Lサイズの白身が55gで黄身が15g」としましょう。

どちらの卵も黄身と白身が多くなっていますが、増加率が全然違います。
白身に関しLサイズはSサイズの200%以上に増加しているのに対して、黄身は約30%程度しか増えていません。

増加率は低いですが一応サイズの大きな卵は黄身も大きくなっています。
「卵のサイズは異なっても黄身のサイズは同じ」といった説をテレビやSNSで見かけますが、これは先述の増加率の低さが相対的に見せている錯覚なのです。

これが間違いであり正解と言っている理由です。

たまにサイズに合わない黄身もある

「卵のサイズは異なっても黄身のサイズは同じ」と言われている理由はほかにもあります。
Lサイズの卵の黄身よりもMサイズの卵の黄身の方が大きいことが多々あります。

これは先ほど紹介した増加率が影響しており、増加率に個体差が生じる為、ニワトリによって黄身の占有率が異なる点も原因の一つです。
また、サイズ分けについても幅がある為、同じMサイズでも58gの卵と63gの卵とではやはり黄身の大きさが異なります。
63gのMサイズの卵と64gのLサイズの卵を比べた際に先述の黄身の増加率を鑑みるとほとんど同じにしか見えません。
それどころか黄身の重量が逆転していてもおかしくありません。

なんか損している気分になるかもしれませんね(笑)
しかし生き物が生むものですから仕方がないのかもしれませんね。

ちなみに赤卵と白卵も違いはない

スーパーに行くと殻が茶色っぽい卵、いわゆる「赤卵」と殻が白い「白卵」が販売されています。
メディアの影響もあるかもしれませんが、赤卵の方が栄養価が高かったりなんてこと思っていませんか?

実は赤と白についても異なる点はそこまでありません。

卵の栄養価や味を決めるのは飼育方法や餌の違いであり、殻の色は全く関係ないのです。
ただテレビに登場する絶品卵は赤卵が多く、それらも影響して赤卵=おいしい=高いというイメージが付いてしまっているのかもしれませんね。

料理毎に卵を選ぶ

 

今までのは話を覚えておけば、料理別にどの卵が最適かを見極めることが出来ます。
例えば黄身だけを使用するような料理

  • プリン
  • ユッケ
  • 黄身のしょうゆ漬け
  • etc…

に関してはサイズでそこまで変わらない黄身を使用するのでSサイズを購入する。
卵全体を使用するような

  • 卵焼き
  • 目玉焼き
  • オムライス
  • etc…

等は卵全体が大きいLサイズを選んだりと、料理ごとに最適な卵を選ぶことが出来ます。

 

まとめ

実は知らなかった卵の違いについて今回は紹介してきましたが、勘違いしていたことも多かったのではないでしょうか?
今度スーパーに行ったときに思い出していただきたいのは、

  • 卵のサイズで大きく異なるのは白身ということで黄身はそこまで変わらない
  • 赤や白など殻の色も味に関係するわけではなく、味に影響当たるのは飼育方法や餌である

以上2点です。

それでは良い卵ライフを(笑)


雑記

Posted by K.A