スマホを譲渡・売却時にデータが復旧されるかも
最近フリマアプリが流行りだして手軽に要らない物を売ったり譲渡ができる時代になりました。
それと同時に機種変更で手元に残ったスマホをフリマアプリやオークション、携帯ショップなどで売却や譲渡する方も多いかと思います。
かくいう私もその一人でして、今まで機種変更して残ったスマホは携帯ショップへ売却しています。
しかし安易にスマホを譲渡や売却をしてはいけません。
もしかしたら次のオーナーが消したはずのデータを復元するかもしれません!!
データは削除するだけでは消えない
実はパソコンやスマホで普通に削除を行っただけではデータは消えていないのです。
これはどういう仕組みかというと、パソコンやスマホでデータ削除を実行したときに行われるのは「このデータはこの住所にあります」という情報が削除されるだけなのです。
しかしパソコンやスマホにとってはその「住所」がわからなくなるだけで十分なのです。それだけでそのデータはないに等しくなりますからね。
ですが専用のソフトを使用されるとそうはい神崎(古いかw)
専用の復元ソフトを使用することで住所がなくてアクセスできなくなったデータも復元できるようになってしまうのです。
削除したと思っていたデータが第三者により復元されてしまうのです!!
もしもスマホにあんなデータやこんなデータを保存していたそこのあなた!!
復元されて最悪ネット上に撒かれる可能性があります。
データを完全に削除する方法
違うデータを上書きする
ではどうすればデータを完全に削除することができるのでしょうか?
昔から使用されている方法に「データの上書き」があります。
住所を無くしたデータの上に新たなデータを上書きすることで、データの復元を不可能にすることができます。
米国の情報機関でも推奨されているのは0データと呼ばれるなんの中身もないデータをメモリ容量いっぱいに書き込む作業を3回行うとされています。
パソコンでしたらすぐにツールや方法が見つかるのですがスマホではなかなか見つかりませんでした。
よって一番簡単な上書き方法は、別に復元されてもいいファイルサイズの大きな(重い)データをメモリいっぱいになるまで書き込むことをお勧めします。
これを数回行うことでデータを完全に削除することができます。
暗号化して初期化する
そんな都合のいいデータなんて用意できねぇよ!って方にはこちらをお勧めします。
スマホであれば暗号化したうえで端末を初期化します。
1回でも十分ですが2,3回繰り返すことで完全にデータを削除することができます。
スマホのデータ暗号化方法はコチラ
Android
iPhone(APPLE公式サイト)
AndroidはOSバージョンが低いと使用できない可能性がありますので気を付けてください。
iOSはAPPLE公式で出ているので間違いないでしょう。
まとめ
データというものは厄介で削除しただけでは完全に消えたわけではないということがわかりいただけましたでしょうか?
ちょうど売りに行こうと思っていた方はナイスタイミングだったかもしれません。
最近ではなんでもネットで流れる時代になってしまったのでデータにはホント気を付けたいところですね。
特に個人情報に関しては詐欺等の犯罪に使用されるともわかりませんので、必ず削除しておくことをお勧めします。
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