格安スマホでdocomoSIMの使用はオススメしない3つの理由

2017/10/30スマートフォン

最近では携帯三大キャリアのdocomo・au・Softbank以外からもMVNOと呼ばれる回線事業者が出てきました。

簡単に言うとdocomoなどの回線設備を借りて運営している事業者なのですが、自分で通信インフラを整備せずとも全国をカバーしているネットワークを使用できるため格安で使用できることで急激に広がりました。

数年前からスマートフォンに掛けられていたSIMロックも解除が可能となり同時に3大キャリア以外から販売される格安なスマートフォンも販売され始め、使用することが可能になりました。

 

これで実質的にdocomoのSIMをASUSなどの格安スマホに挿して使用することができるなど幅が広がる一方で3大キャリアの中には自分の会社のSIMを格安スマホで使用したときにすべてのサービスを受けられないなどの制限をかけている会社もあります。

 

という前置きをしましたが、

その中でも題名の通りdocomoのSIMを格安スマホに挿して使用する場合にお勧めできない3つの理由を実体験に基づき紹介したいと思います。

一部の周波数が使用できない

docomoが展開している周波数は現在6種類あります。

・2G帯(全国展開)

・1.7G帯(一部地域を除いてLTE専用として展開)

・1.5G帯(一部地域を除いてLTE専用として展開)

・800M帯(全国展開)

・3.5G帯(都心部や地方の主要都市、主要駅周辺に徐々に展開中)

・700M帯(徐々に展開中)

以上の6種類があります。

※塗りつぶしているのは主要周波数

この中で大体の格安スマホが対応しているといえるのは2G帯だけです。

あとはスマホによって1.7帯に対応していたり1.5Gに対応していたり、800Mに対応していたりと様々です。

そして主要周波数すべてに対応している格安スマホはほぼありません。

さらに2G帯と800M帯については帯域を3Gと分けているため、LTE専用周波数に比べるとスピードが遅いです。

都心部などでは2G帯も800M帯も格安スマホを使用している人はもちろん通常のお客さんも沢山接続してきます。

そうなるとスピードが遅くなり、満足に動画などを見ることができなくなる恐れがあります。

 

CAを使用できない可能性がある

docomoは現在積極的に各地域でCA(キャリアアグリゲーション)が使用できるように整備しています。

CAはキャビンアテンダントではありませんよ(笑)

簡単に言うと2G帯という道路と800M帯という道路を同時に使用してスピードを上げるといったように周波数を束ねて高速通信を実現する技術です。

格安スマホによっては対応している端末もあるのですが、対応しているだけでは使用できないのです。

docomoはIMEIという端末の製造番号を使用してCAの利用可否を制限しています。

ではCAが使用できる端末はどんな端末かというと、docomoの回線との相互接続性試験をクリアした端末及びメーカーのスマホがCAを使用することができます。

相互接続性試験(IOT)

docomoから販売されている端末はもちろんこれをクリアしているので何も考えなくてもCAを使用することができます。

しかし格安スマホではこの相互接続性試験をクリアしている端末やメーカーが少なくCAを使用できない「可能性」があるのです。

ではなぜ可能性と説明しているのかというと、docomoから端末の販売実績があるメーカーの格安スマホであれば使用できることがあるからです。

例えばSONYのXPERIAは国内だけではなく世界的に販売されています。

そして世界では日本で販売されていないXPERIAのモデルがたくさんありますが、個人輸入によって国内で販売されていないモデルを使用しているユーザーからCAが使用できたという報告がちらほら上がっているようです。

これらの情報から推測するにdocomoではメーカー単位でCAの制限を行っている可能性があります。

私はASUSのスマホにdocomoのSIMを挿して使用していますが、CAは使用できませんでした。

docomoからASUSのスマホの販売実績がない為、CAが制限されていると考えられます。

※国内で販売されていないモデルの場合は国内で使用するための「技適マーク」がない場合が多く、ない場合は法律上使用できない為注意してください。

CAはスピードの向上や応答性の向上など多数のメリットがある為是非とも使用したい機能ですので格安スマホを使用する場合はCAが使用できるかどうかよく確認したほうが良さそうです。

VoLTEが使用できない

こちらもCAが使用できない件と関係があります。

VoLTEは簡単に言うとデータ通信で通話をするというようなイメージです。

従来よりも高音質で、接続待ち時間も短縮されておりビデオ通話なども楽しめるようになっており、是非とも使用した機能ですがこちらも格安スマホでは使用できない可能性があります。

原因はCAと同じIMEI制限によるもので、前述の相互接続性試験wクリアしていない端末及びメーカーは使用できないようになっているようです。

 

 

まとめ

格安スマホは月々のランニングコストが安い代わりに様々な制限があります。

特にdocomoに関してはt端末によって重要な機能に制限が掛けられており、スマホの性能を十分に発揮できません。

恥ずかしながら私もその一人でCAが使用できなということを知りませんでした。

VoLTEや周波数に関しては承知していたのですがCAが使えないのは・・・・

私の中での重要度でいえばCA>周波数>VoLTEだったので。。。。

ただdocomoSIMで格安スマホを使用するというそこまで多くない組み合わせなので、役に立つかはわかりませんが、もし同じような構成を検討している人の助けになれば幸いです。

ちなみに今回のdocomoSIM&格安スマホの組み合わせではなく、格安スマホ全体に言えることがありますので、こちらもご覧頂ければと思います。