UPS(無停電電源装置)を選ぶ時のポイント3つ

2017/8/21IT・家電・PCパーツ・周辺機器

どうもこんばんわ

みなさんUPS(無停電電源装置)って使ってますか?

そもそもUPSって何?って方も多いと思いますので、簡単な説明です。

UPS(無停電電源装置)とは?

無停電電源装置(むていでんでんげんそうち)とは、停電などによって電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置である。

by Wikipedia

PS4でゲームをしているときに停電が起きたらプツンって落ちちゃいますよね?

UPSを経由して電源を供給していれば、一定の時間PS4を動かし続けることができます。

これがあると停電時にセーブして正規の手順で安全に電源を切ることができます。

ゲーマーの方からしたら結構死活問題じゃないですかね?

パソコンも同じで、デスクトップなどはバッテリーがありませんので停電したら即終了です。

UPSがあれば編集中のファイルを正常に保存して、安全にシャットダウンをすることができます。

サーバーを使用している環境などではUPSを置くのはセオリーになっています。

 

最近はゲリラ豪雨と共に落雷が頻発していて数分でも停電する確率が高いので、万が一に備えて導入することをオススメします。

私のところでもNAS等をUPSに接続しています。

 

ということで、UPSを選ぶ際に参考にしていただきたいポイントを3つご紹介いたします。

 

 

給電方式の違い

UPSは通常時コンセントから機器へ電気を出力します。

給電方式には大きく3種類あります。

 

常時商用給電方式

この方式は、普段機器への給電はコンセントから得られる電気をそのまま機器へ流し、同時にバッテリーを充電しています。

停電が起きた時にバッテリーに変わります。

安価にUPSを導入したい場合に有効です。

メリット

・構造が簡単なため、小さくて軽量な装置が多い

・価格が安価

・通常稼働時UPS自体の消費電力が低い

 

デメリット

・停電時バッテリーへ切り替えるときに瞬断が発生する

(PCや小型のサーバーではほとんど影響がない)

・他の方式に比べて電圧変化が大きい

 

ラインインタラクティブ方式

基本的には常時商用給電方式と同じですが、トランスを内蔵しているためACからDCへの変換の際に発生する電圧変化が少なく、安定した電圧で供給することができます。

割と安定した電圧供給を必要とした機器を接続する際に有効です。

メリット

・常時商用給電方式と構造が似ているため、小型で軽量

・電圧変化が比較的に少ないので、安定的に電力供給が可能

・安価

 

デメリット

・常時商用給電方式ほどではないが、バッテリー切り替え時に瞬断が発生する

(PCや小型のサーバーではほとんど影響がない)

 

 

常時インバータ方式

コンセントから給電された電気が一旦インバータに入り、そこから出力される方式です。常時インバーターを通して出力されるため、リップルノイズ等を取り除き、常に安定した給電が可能です。

他方式に比べて切り替え時の瞬断もなく常時インバータ方式が一番安定した給電を可能とします。

高い安定性を必要とした機器へ給電する際に有効です。

メリット

・常にインバーターを通して出力が行われるため、安定した給電が可能

・バッテリー切り替え時に瞬断が発生しない

 

デメリット

・価格が高い

・装置が大型傾向にある

・UPS自体の消費電力が高い

 

 

バッテリー容量

USPはバッテリーを内蔵しています。

もちろんバッテリーの容量により、停電時に電気を供給する限度が変わってきます。

UPSのバッテリー容量の表示形式はよく目にする「W(ワット)」ではなく「VA(ボルトアンペア)」で表記されることが多いです。

W=VA×機器の効率

で求めることができるのですが、小難しくてわからん!!って方はとりあえず効率の部分に0.6を入れて計算しておけば大丈夫です。

よって500VAのUPSであればW=500×0.6 よって300Wの給電能力があるということです。

それを踏まえて自分がUPSへ接続しようとしている機器の消費電力がUPSを上回らないように選択しましょう。

 

 

 

出力波形方式

家庭のコンセントから給電されるのはAC(交流)ですがバッテリーからの出力はDC(直流)です。

もちろんバッテリー運用時もACが機器へ供給されるようにしなければなりません。

 

電気をかじったことのある方はわかるかもしれませんが、交流は正弦波という-141V~+141Vまで時間によって変動する一定周期の波です。

対して直流は+100Vの電圧で出力される直線の波です。

バッテリー(DC)→DC/ACコンバータ→出力(AC)

この変換はUPS内部で行っていますが、UPSの種類によって波形の特性が大きく分けて2パターンあります。

 

正弦波出力

byドスパラ

正弦波出力は普段私たちが使用しているコンセントから給電される出力と同じ波形です。

 

 

矩形波出力


矩形波は電気信号のように時間によって極端な電圧変化で表現した波です。

安価なUPSに多い方式です。

 

どっちがいいの?

二つの波形を比べた時に、どちらがいいかというと正弦波出力です。

PCやサーバーはACで給電された電気を内部電源装置部でDCへ変換してCPU等に給電しています。

その際にPC内部の電源装置は正弦波出力を変換する前提で設計されています。

よって矩形波出力の電力を給電すると思わぬ誤動作や破損の原因になりかねません。

PCやサーバー等を接続する場合は正弦波出力のものをお使いください。

 

正弦波出力推奨

・PC

・サーバー

・その他正弦波出力が必要な機器

 

矩形波出力でもOK

・スイッチングハブなどのネットワーク機器

・小型NAS

 

まとめ

以上3つのポイントを紹介しました。

家庭用で使用するのであれば以下の条件の商品がオススメです。

・正弦波出力

・常時商用給電方式

 

ちなみに私が自宅で使用しているUPSはOMRONのBN50Tという商品です。

BN50Tは正弦波出力の500VAまでのラインインタラクティブ方式のUPSです。

おまじないレベルでちょっと安定した方式がいいと思いこちらにしました。

NASとハブとルーターとPCと外付けHDD等を接続して使用しており、何度か停電がありましたが問題なくバッテリーに切り替わり使用できています。

そのほかいくつか商品を紹介します。

常時商用給電方式

 

ラインインタラクティブ方式

 

常時インバータ方式