CATEYE【TIGHT】(TL-LD180)セーフティライトを試す

レビュー記事


評価:8

どうもこんばんわ

最近はクロスバイクを購入して、通勤や休日のサイクリングに使用しています。
もちろん通勤で使用しますから、帰り等夜に乗ることもあります。
夜に乗る際は、自分の存在を車などに知らせる為に、後方にリフレクターを設置するのがセオリーですが、意外に見えにくいこともあります。

最近では車道を走ることもありますから、特に自車の存在を知らせる必要があると考えています。

そこで今回は、いわゆるセーフティライトと呼ばれる自発光式のライトを購入したので、レビューしていきたいと思います。
購入した商品は、自転車用品で有名なCATEYEの【TIGHT(TL-LD180)】です。

基本仕様

サイズ:35.6 x 77.5 x 23.4mm
重量:49g (本体・乾電池のみ)
光源:レッド LED 5個
電源:単4形乾電池 2本 (アルカリ乾電池推奨)
■使用時間
ラピッド:約160時間
点滅:約180時間
点灯:約120時間
取付バンド径:SP-11 (約ø12.0~32.0mm)
付属品:クリップ (C-2)

外観

まずは外観から紹介します。
最近のCATEYE製品によくあるパッケージですね。
一部の製品では直接商品が触れるようになっていますが、この商品はプラスチックで覆われている為、不特定多数が本体に触るということは無さそうです。

パッケージ前面

パッケージ背面には、商品説明が書かれています。

パッケージ背面

TIGHTの付属品一覧です。

  • TIGHT本体
  • 専用ブラケット(SP-11)
    ※上下の角度調整が可能です。
  • テスト用単4乾電池
  • 取扱説明書
  • クリップブラケット(C-2)
  • スペーサー?
    ※これは公式サイトにも付属品として記載がない為、ただの梱包材の一部かもしれません。
TIGHTの付属品(電池の上のスペーサー?はよくわかりませんでした)

本体正面は商品名【TIGHT】とメーカー名【CATEYE】がプリントされています。
両サイドは丸みを帯びたデザインとなっています。

本体正面

本体背面には、ブラケットに挿入する結合部分が配置されています。

本体背面

電源ボタンはゴム製で、長押し、短押しでON/OFFと点灯モードの切り替えが出来ます。
点灯モードはメモリされ、再ON時には前回の点灯モードが呼び出されます。
黒いリングは外部ケースと発光部ケースを固定するリングで、しっかり閉めることで防水性を確保すると共に、ケースが振動で分離することを防止しています。

電源ボタン部及びケース固定リング

発光部に電池を搭載する為、電池の装着時にLEDを損傷しないように注意する必要がありそうです。

ケースをばらしたところ
発光部ケース上部パッキン
発光部ケース下部パッキン

実際に使ってみて

【TIGHT】は、電池ケースと外側のケースをプラスチック製のリングによって固定します。
セーフティライトでよくありがちな「振動で蓋が飛んでいく」という現象が起こり辛くなっており、振動に非常に強くなっています。
また、しっかりとリングを閉めることによって本体のパッキンがしっかりと防水してくれるので、雨の日でも安心して使用することが出来ます。

また、縦方向横方向どちらにも設置することが可能ですから、設置場所のバリエーションが広がりますね。
私はシートポストの後ろに設置していますが、フェンダーがシートポストに設置するタイプによる影響で縦設置が出来ませんでしたので、横設置で落ち着きました。
このように状況に合わせて設置方向を変更できるのは便利です。

 光量自体は結構あるようで、夜はもちろんの事、昼間でも使用できそうです。
発光パターンは「点灯」「点滅」「ラピッド」が用意されており、それぞれ点灯可能時間は「120時間」「180時間」「160時間」と長寿命を実現していますから、長時間のライドでも電池寿命は考えなくても良いでしょう。
もちろんエネループでも使用できますから、都度電池を入れ替えれば非常に経済的に使用することが出来ます。

「点灯」
「ラピッド」※FPSの関係で上手く見えてませんね汗
「点滅」

もちろんTIGHT自体はブラケットからワンタッチで外すことが出来ますから、長時間目を離したりするときには取り外しておくことで盗難の心配がなくなる点も良いと思いました。

【TIGHT】のGoodな点

  • 光量があるので遠距離からでも視認しやすい
  • 付属ブラケットで上下角度を付けることが出来る
  • 単4二個で最大180時間の超寿命
  • ケース同士をリングで固定する為、走行中に分離しにくい
  • ワンタッチでブラケットから取り外し可能

【TIGHT】の「もう一つ」な点

  • 乾電池の為、充電池を使用する場合はケースから取り外して充電する必要がある
  • 電池ケースとLEDが近い為、電池を入れる際にLEDを損傷させる可能性がある

総評

総合的には非常に満足しています。
同社のセーフティライトだけではなく、大体のセーフティライトは蓋がしっかりと固定できない為、ライトの蓋が振動でいつの間にか行方不明になりやすいです。
しかしTIGHTのようなしっかりと固定できる機構であれば、分離する心配がない為大変助かります。
今まで何度か蓋が行方不明になっていた方は、TIGHTにすることでこの心配とはおさらばできるのではないでしょうか。

光量自体もしっかりとあり、電池寿命も長い為、これからのスタンダードになりそうですね。