セルフで使える給油方法ポイント4つを元ガソリンスタンド定員が教える
どうもこんばんわ
私は昔学生時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていました。
最近軽自動車に軽油を入れる人がいるなんて話を聞いて驚きを隠せないでいるのですが、知らない人からすると「軽自動車」だから「軽油」という結論に至る人もいるんだろうと思っています。
知っている人は軽自動車には「軽油ではない」ということを知っているから間違わないだけですからね。
燃料が少なくたまたま入ったガソリンスタンドが「セルフ」だった方もいらっしゃると思います。
日中は店員がいるので操作方法や給油方法を聞けばよいのですが、夜の時間帯などは警備員しかいません。
そんな時どうやって給油すれば良いのかあたふたしてしまわないように、今回はガソリンスタンドでの正しい給油方法のポイント4つをご紹介します。
各ガソリンスタンドでノズルの構造は同じですがタッチパネルの操作方法はそれぞれ違いますので、今回は割愛します。
油種を知る
一番基本的なとこですが一番大事なポイントです。
油種には大きく分けて2種類あります。
ガソリンと軽油です。
これらは元は同じ石油ですが製造過程が違うために性質が違う二つの燃料になっています。
さらにガソリンはレギュラーガソリンとハイオクガソリンの2種類があります。
ガソリンスタンドの看板を見ていたらレギュラーとハイオクで値段が違いますよね?
ハイオクは高級車やスポーツカーなどに採用されており、簡単に言うとレギュラーよりも質が良いガソリンです。
まずは自分の車の油種が何かを知る必要があります。
大体は給油口を開いたところにステッカーが貼ってある場合が多いのですが、経年劣化で剥がれてしまっている場合はお持ちの携帯電話で「車種名 主要諸元」で検索すると出てきます。
それでもわからない場合はどこでもいいので乗っている車のディーラーかメーカーに電話して車種名を伝えると油種を教えてくれます。
油種を間違えて給油を行ってしまった場合、最悪エンジンが動かなくなり高額な修理費用が必要になります。
※下手をすれば中古の車が購入できるぐらい修理費用が掛かります。
ガソリンを入れるうえで油種はとても大事ですので、少しでも迷ったら必ず調べるようにしてください。
火気厳禁&給油中は必ずエンジンを停止する
エンジンをかけたままで給油する人がいますが必ずエンジンを停止して給油するようにしてください。
ガソリンスタンドにも「給油中エンジン停止」という看板が必ず備え付けられています。
ガソリンは非常に気化しやすい液体でちょっとした火気で引火します。
給油しているところを見たことがある方はわかるかもしれませんが、給油中は給油口からユラユラとした透明な気体が出てきます。
これは気化したガソリンが給油口から出てきている為です。
それぐらいガソリンは気化しやすいのです。
助手席に乗ってた人が暇だからと煙草に火をつけた瞬間に社内が大炎上してしまった事故もあります。
それと同じでエンジンも念のため必ず停止して給油するようにしましょう。
ノズルを給油口奥まで差し込み自動停止したら追給油をしない
ガソリンスタンドの給油ノズルは中にセンサーが入っており、しっかり給油口にノズルを差し込んで給油すればタンクが満タンになると勝手に給油が止まります。
しっかり差し込んでおかないとこのセンサーが上手く作動せずに溢れてしまう原因になりますので、しっかりと給油口に差し込んでからノズルを引いてください。
また、ノズルが自動停止した時点でメーター的には満タンになっており、これ以上入れる必要はありません。
しかし人間ですからギリギリまで入れたかったり、キリのいい数字まで入れようとしたくなりますよね。
先述の通り既にタンクは自動停止した時点で満タンになっており、これ以上入れると勢い余って溢れてきます。
溢れたガソリンはすぐに気化して、引火しやすくなりますので、大変危険です。
また、ボディに垂れた燃料をそのままにしておくと、特に白い車は塗装が剥がれてしまいます。
万が一垂れた場合はすぐに備え付けのウエス等でふき取りましょう。
給油口の蓋は必要以上に回さない
さてさて、給油した後ですがもちろん蓋・・・・閉めますよね?
蓋にも何種類かありまして「ある程度まで閉まるとガリガリガリと音がなる蓋」
「一定のところまで行くと チャ と音がしてそれ以上回らなくなる蓋」
この2種類が多いかと思います。
※外車とかに多いいのですが蓋自体に鍵が付いており、車のキーで回さないと鍵が閉められない車種もあります。
どちらの蓋も一定まで閉まれば必要以上に回らないようになっています。
しかしこの蓋を必要以上に「ガリガリガリガリガリガリ・・・・」と回す人がいます。
音が鳴ってる時点で正常に閉まっていますので、必要以上に回す必要はありません。
せいぜいガリガリっと2回なるぐらいがちょうどいいですかね。
「チャ」と鳴る蓋の場合は回して止まったらそれ以上はやめましょう。
必要以上に回し続けると蓋自体が破損してしまう原因になります。
蓋が閉まらなければ走行中にガソリンがこぼれ出てしまう原因になりますので気を付けましょう。
まとめ
正しい給油のポイント4つを紹介してきました。
自分で給油するセルフ式のガソリンスタンドは窓を拭いてくれたり、空気圧を見てくれたりするスタンドよりは1L毎の価格が安いので敢えて選ぶ方も多いと思います。
何Lも給油すると数円の差がデカくなりますからね。
しかし自分で給油しなければなりませんからそれなりの給油方法を身に付けた状態で給油を行わなければなりません。
間違った方法で給油するとトラブルの基にしかなりませんから、最低限のポイントを抑えた状態で給油しましょう。
これからガソリンスタンドのバイトをしようと思っている人も、セルフのガソリンスタンドで給油したい人もこれで安全に給油をすることができますね(*´ω`*)
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