LogicoolG602 多ボタンワイヤレスマウス買ってみた

レビュー記事, 雑記


どうもこんばんわ
以前にLogicoolのG600tという多ボタンマウスをレビューしました。
現在も職場で頑張ってくれているのですが、自宅の作業用にも多ボタンマウスを導入することにしました。

自宅で使う場合は有線は少し難がある為、ワイヤレスを探していたのですが、なかなかワイヤレスで多ボタンマウスってないんですね。
G600tみたいなボタン配列でワイヤレスがあれば一番良いのですが、なかなか見つかりません。

RazerのNaga Epic Chromaという商品が、G600t(Gシフトはない)と同じボタン配列で、ワイヤレス接続なのですが、如何せん15,000円前後と高額です。
他にもないかいろいろ探していたところ、2014年発売と古い型ではありますが、LogicoolのG602というワイヤレス多ボタンマウスを見つけました。

先日手元に届きましたので、さっそくレビューしたいと思います。

スペック

まずはG602のスペックを一通り見ていきましょう。

  • センサー:光学センサー
  • ボタン数:11(左右メインボタン,センタークリック機能付きスクロールホイール,左メインボタン脇×2,左サイド×6、動作モード切り替えスイッチ)
  • 最大加速度:20G
  • DPI設定:250~2500 DPI
  • ポーリングレート:最大500Hz
  • 電源:単三形乾電池×2
  • 駆動時間:最大250時間(パフォーマンスモード),最大1440時間(エコモード)
  • 製品保証:3年間(今回は並行輸入品の為無保証)

外観

まずは箱含め外観を見ていきましょう。
今回並行輸入品を購入した為か、外装は傷だらけでした(笑)
並行輸入品あるあるですね。
説明書きもすべて英語です。読めません。

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付属品
本体と専用レシーバー(unifyingではない)、説明書とUSBエクステンダーが入っています。
USBエクステンダーは、レシーバーをマウス近くに持ってくるための延長ケーブル的な物です。

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続いて本体
古い型であるため、現在のLogicool製品と比べると少し古いデザインです。

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左サイド
サイドには6つのマクロ登録可能なボタンが配置されています。

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右サイド
こちらも持ちやすいように曲面を使用したデザインになっています。

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前面
前面は、いつものボタンと、マクロを登録可能な2つのボタンが配置されています。
マウスてっぺんのスライドスイッチはパフォーマンスモードとエコモードを切り替えるスイッチです。

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マウス底面
不可視光学センサーとON/OFFスイッチ、電池ホルダーが配置されています。
謎メーカーの単三電池2本が初期で入っています。
単三電池は1本でも動作しますが、動作可能時間が少なくなります。

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続いて専用レシーバー
Logicoolと言えば一つのレシーバーでたくさんのデバイスを接続することが出来る「unifying」が有名です。
しかしG602のレシーバーは専用設計で、G602としか接続することが出来ません。
レシーバーに「500Hz」と記載してあるのは、最大500Hzのポーリングレートに対応しているという表示です。
無くしたらG602は文鎮になります。

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操作感

全てのボタンは「カチッカチッ」っと文字通りの周波数の高い音が鳴ります。
スイッチ自体は特に高級感があるわけではなく、そこまで高いスイッチは使用されてない印象です。
静かな場所ではスイッチオンが響くため、あまり向かないかもしれません。
スクロールホイールの操作感が静かな為、少しちぐはぐですね。
あとまぁまぁ大きさがあります。
私は手が大きいので全く問題はありませんが、手が小さな方は前寄りのサイドボタンは手が届かないかもしれません。

ソールの滑り自体は良く、するすると動いてくれます。
ただこれは使い始めての印象な為、使い続けることでソールの状態が変化するかもしれません。

マクロキーのプログラム自体は、Logicoolゲームソフトウェア(以下 LGS)で行うことが出来ます。
基本的にはほとんどのキーを設定することが出来ます。
ソフトウェアも割り当てればワンボタンで起動することが出来ます。

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G602の良い点

  • 手にフィットする形
  • 滑りが良い
  • エコモードで1440時間駆動

G602の微妙な点

  • チルトホイールではない
  • 専用レシーバー
  • 各ボタン全体的に押心地が安っぽい

あとがき

マウスで一番大事なフィット感は、私の手にピッタリで操作しやすいです。
単三電池2本搭載と重量がありますが、ソール自体の滑りが良い為ストレスは感じにくい印象です。
ただこれはマウスをテーブル直で使うのか、マウスパッドを使用するか、マウスパッドを使用する場合は材質にもよるのでそこまで参考にはならないかもしれません。

ボタンのスイッチ感だけが少し安っぽくて残念でしたが、ぶっちゃけ耐久性さえあれば良いので今後に期待です。
既に廃盤になっているので入手性が良くありませんが、ぎりぎり各所に在庫はあるみたいです。

一応ボタン配列は異なりますが、同じぐらいのボタン数であれば現行モデルで「G903」が出ているので、そちらも検討しても良いかもしれません。