Realforce R2 (R2-JPV-IV)を購入したのでレビュー

レビュー記事


新年一発目の記事は、16年ぶりに新製品を出したRealforce R2(R2-JPV-IV)のレビューになります。

 

よろしければ以下の記事も一緒にご覧ください

Amazonで購入しようかと思ったのですが、ビックカメラのポイントを使いたかったので12月の半ばにビックさんで注文しました。
ただ納期が1週間から2週間かかるということで気長に待ってたのですが、12月の28日には到着していたようです。(届いた段ボールにはFILCOの文字があったので仕入れルートはダイヤテックだと思われます)

実は初代のRealforce 108UBK(フルサイズ変荷重モデル)を持っていたのですが、今回新モデルが発売されるということで気にはしていました。
先人のレビューを見ていると打鍵感にあまり違いはないようですが、ちょこちょこ変更されているみたいです。

ということでいってみましょう♪

仕様紹介

私が購入したRealforce R2(R2-JPV-IV)の具体的な仕様をご紹介します。

配列:日本語配列108キー  昇華印刷 かなあり

色:アイボリー

スイッチ:静電容量無接点方式 変荷重

東プレの18番ともいえる変荷重タイプです。

※変荷重とは:通常のキーは押下圧45gに設定してありますが、小指等力が入りづらい指で押下するキーは押下圧が30gと軽めに設定されており、自然な指に負担をできるだけかけないタイピングをすることが出来ます。ESCキーなどは55gに設定されています。

 

先代との変更点

先代との大きな変更点をご紹介します。

  • ベゼルが狭くなりスタイリッシュなデザインになった
  • ケーブルガイドが中央出しにも対応した
  • LEDインジケータの色変更及び輝度変更できるようになった
  • スペースキーが長くなり、アプリケーションキーが無くなり[Fn]キーが追加された
  • スイッチの耐久性が3000万回から5000万回に向上した
  • アプリケーションで各種設定を変更できるようになった
  • 特定のキーをロックできる機能が追加された

etc…

 

外観

外箱はこんな感じ

初代のRealforceを知る方にとっては「こんなにかっこよくなったのか!!」と驚きますよね(笑)

おそらくRealforce RGBと同じ路線で行くのだと思います。

 

裏面

機能の説明がされています。

 

側面

カックイィ!

 

側面2

型番や仕様が記載されています。

 

外箱を開けると中箱が見参!!

なんというか外箱も含めて高級感があるデザインになりましたね。

(初代はこの中箱だけで色も茶色い地味なデザインでした)

 

パカーン

本体とご対面!!スポンジの袋に入れられていました。

(初代はビニール袋)

 

さてさてこちらが本体になります。

色はアイボリーでパッと見のデザインはそこら辺にあるキーボードと同じですね。

 

右上の黒い部分が今までとは少し違って高級感があります。

また、LEDインジケータのLEDも色が変更できるようになっています。

 

背面はこんな感じ

初代との変更点は、ケーブルガイドが左右出し以外に中央出しも可能になった点です。

また、4つ角のラバーがより摩擦を生みやすくなっており、しっかりと止まります。

 

Realforce R2からだと思うのですが、Realforceデザインのケーブル縛りが付いていました。

 

 

機能とか

LEDインジケータの色設定を変更することが出来る

最近のトレンドを反映してか、LEDインジケータの色を変更することが出来るようになっています。

LEDの色は全部で7色から設定できるようです。

今回から搭載された[Fn]キーと[Insert]ボタンを同時押しすることで色を変更できるようになっています。

 

また輝度も3段階で変更できるようになっています。

輝度変更は[Fn]+[Delete]キーで変更することが出来るようになっています。

一応写真を用意したのですがあまり違いが判らないかもしれません。

(肉眼だと違いが判るんですけどね)

 

最大

中間

最低

違い分かりますかね?(笑)

 

特定のキーをロックすることが出来るようになった

ゲーム中によくある「Windowsボタンを押してしまってフルスクリーンモードが解除された!!」という事故を防ぐことが出来るようになりました。

今となってはゲーミングキーボードには当たり前についている機能ですが、Realforceに搭載されたのはある程度衝撃と言ってもいいでしょう。

LEDの色変更などを見ても少しゲーミング方向にシフトしてきたのかなと感じます。

キーロックは[Fn]と[F12]同時押しで設定できます。

デフォルトでは[Windowsキー]と「半角/全角キー]がロックされます。

 

その他キーの組み合わせで色々な機能が使用できる

取説をご覧いただければわかると思いますが、[Fn]を使用して様々な機能を使用することが出来ます。

ブラウザの起動であるとかメディアプレイヤーの操作であるとかメーラーの起動であるとかできるようになっています。

ただメディアプレイヤーの操作とかブラウザの起動とか個人的にはいらないんですけどね(笑)

使ってる人います?

 

外部アプリケーションにより設定が可能になった

ロックするキーの設定やLEDの設定などいくつかの設定は東プレが提供するソフトウェアである程度制御できるようになりました。

ソフトウェアはRealforce RGBと共通なようです。

 

Goodな点

狭くなったベゼル

ベゼルが狭くなりスタイリッシュなデザインになったのは個人的にGoodポイントです。

基本的にデスク上はスペースが限られていますので、スタイリッシュ化は大変助かります。

 

キーロック機能

タイピングをする際に私はド下手なので、BackSpaceとInsertキーを間違えて押してしまいます。

急に文字が上書きされてびっくりすることがしばしばあります。

しかしキーロックで[Insert]キーをロックしておくことでこの問題もなくなります。

 

Badな点

やはりいまだに独自キートップ

Realforce R2はRealforce RGBに採用されているCherry MX互換キートップではなく、東プレ独自のキートップが採用されています。

※CherryMX互換は十字キーになっています。

Realforce RGBで互換キーが採用されていたので少し期待したのですが、そうは問屋が卸さねぇとばかりに独自キートップでした。。。

※独自キー例

ということでキーキャップをカスタムする際は1セット8000円ほどの高いキャップセットを購入しなければなりません。

(もうちょっとセットが安ければ・・・)

 

まとめ

見た目からしてもRealforce RGBと形がほぼ同じですので、同じ金型を使用して新モデルを投入してきたという印象ですね。

ちょこちょこ変更が加えられた新Realforceですが、今現在Realforceを持っている方は買い換える必要はあまりないかもしれません。

私は狭ベゼルとキーロックとミーハーな心によって買い換えましたが、実際打鍵感もほぼ同じですし追加された機能もどうしても欲しいわけじゃない限りは現在持っている物で十分だと思います。

ただ白系モデルで変荷重は初代のラインナップでもなかったような気がするので、どうしても白系のモデルで変荷重がほしい方は買い換えてもいいかもしれません。

2018-01-18追記

Realforce公式サイトからRealforce R2の新ファームウェアが出ていました。Ver1.1.0

新しいファームウェアにアップデートすると、今回R2から無くなったアプリケーションキーを右Alt+Fnで代用できるようです。

アプリケーションキーが無くなって困っていた人は朗報です。

試しにアップデートしてみると確かに右Alt+Fnキーでアプリケーションキーの機能を使用することが出来ました。

新しいファームウェアはこちらで公開されています↓

2018-04-20追記

2018年の3月にRealforce R2のテンキーレスモデルであるTKLシリーズが発表されました。

TKLシリーズのラインナップについてまとめた記事をUPしましたので、よろしければご覧ください。