【レビュー】SHARP IG-LC15 車内・卓上での空気清浄に
どうもこんにちは
私が花粉症であることは皆さんご存知だとは思いませんが、毎年毎年困っていることは事実です。
今年は空気清浄機などを導入して徹底的に対策しようと思っていたところに「コロナウィルス」が発生…
マスクが買えなくて非常に困っています。
でも花粉は待ってくれません。ジャンジャン降ってきます。
自宅は空気清浄機があるので大丈夫なのですが、意外に盲点なのが自動車の中です。
服についた花粉をそのまま持ち込んで、さらに外に出すために窓を開けると逆に花粉が入ってくるので閉めっぱなし。
すると結局花粉が出て行かないという悪循環に陥ってしまいます。
「そうだ車内にも空気清浄機をおけばいいんだ!」
はいっ買いました。SHARPとしては一応「イオン発生機」と呼んでいるようですが、まぁ空気清浄機ですね。
ということでこれをレビューしていきたいと思います。
外観
このモデルには「レッド」「ホワイト」「ブラック」の3種類カラーが用意されています。
その中でも私はホワイトを購入しました。
パッケージはこんな感じです。
本体正面です。
ホワイトモデルにプラズマクラスターのブラックロゴが配置されています。
本体背面
下部にスリットが設けられており、そこから吸気を行います。
本体上面には、排気口と電源ボタンが配置されています。
電源ボタン右側には、運転モードを表すLED、左にはしばらく光ることはない「プラズマクラスター」のユニット交換ランプも配置されています。
本体及び付属品です。
本体の他に取扱説明書と車のシガーソケットで使用する2口USBポートが付いています。
基本的に運転状態は、電源ボタンの右側に配置されたLEDランプで表されます。
LEDは3段階分が用意されています。
ローモードではLEDランプが1つつきます。
ミドルモードはLEDが2つ
ターボモードはLEDが全て点灯します。
20分間ターボの後ミドルモードでは3つのLEDの内一番上のパープルのランプだけが点灯します。
吹き出し口は2段階の調整が出来るようになっています。
実際に使用してみた。
早速車内に持ち込んで使用してみました。
「ドリンクホルダーに設置して使用できる」というウリですから、例にならってドリンクホルダーに設置してみました。
今回設置した車内には、ドリンクホルダーはセンターコンソールに配置された2つのみであり、必然的にここに設置せざるを得ませんでした。
モードは「ロー」「ミドル」「ターボ」「20分間ターボの後ミドル運転」の4種類用意されています。
とりあえず花粉をいち早く何とかしたいので、ターボでしばらく回してみました。
ほぼほぼ体感的な感想になってしまいます。
何もせずに車に乗るよりは花粉症の症状がおとなしくなった印象です。
特に点鼻薬を使用してから薬が切れるまでの効果時間に違いが出たように感じます。
また、くしゃみをする回数も減り、目には見えませんが確実に効果が出ているのだと感じました。
特にイオンが出る排出口を自分の方に向けておくと、効果があります。
(少し寒いですけど笑)
今回は私が花粉症ですから「花粉」に重点を置きましたが、プラズマクラスターは臭いなどにも効果を発揮します。
例えば、車内で食事をした場合、その匂いがしばらく車内に充満しますよね?
しかし、IG-LC15を回しておくと、いつの間にか匂いが取れているのです。
もちろん窓は開けていません。
今まで「DEO」という人気の消臭剤を設置していましたが、取り外してしまいました(笑)
意識してはいませんがここでもプラズマクラスターの威力を感じることが出来ました。
私は煙草を吸いません、吸われる方はこれらの匂いもかなり軽減できるのではないかと思います。
意外にいいなと思ったのが「20分間ターボの後ミドル運転」モードです。
最初に一気に車内の空気を清浄した後、ミドル運転になりますのでいちいち自分でスイッチを操作する必要がありません。
ただこのモードは、電源が入った時点から20分ターボになりますので、細かい間隔でエンジンをONOFFすると、実質ターボ運転のままになってしまいます。
通勤が20分以内とかであれば、必然的にターボモード扱いになります。
ここからは少し気になった点ですが、ターボモードはかなり動作音が出ます。
中でファンが回る「ファーン」という音が結構聞こえます。
音楽などを流していれば少しはマシになりますが、常用するには少しうるさいと感じるかもしれません。
私は音よりも花粉が無くなることを優先しますのでターボで使用していますが。。。
また、運転状態を表示するLEDが結構眩しいです。
ローとミドルは青色LED、ターボモードはパープルのLEDが光ります。
昼間はもちろん気になりませんが、夜間は結構な明るさを感じます。私は目の疲れを軽減するために、車内のライト系を暗めで走行していますから、より目立ってしまいます。
アンビエントライトなどが装備されている車であれば、周りが明るいのでそこまで気にならないかもしれません…
これはしょうがないことですが、ドリンクホルダーに設置すると、もちろんそのホルダーは使用できません。
ドリンクホルダーの数が少ない車の場合は、別途ドリンクホルダーを追加できるパーツを付けたほうが良いでしょう。
使用上の推奨事項としてIG-LC15の構造的に、下部から空気を吸い込み上部から吐き出しますから、下部の吸気口付近は空けておくことがベストではないかと思います。
それを踏まえると側面が塞がれているドリンクホルダーは、性能を十分に発揮できないのではないかと思います。
一番良いのは、下部の通気性がよく排出した空気が車内で循環するように設置することです。
エアコンの吹き出し口につけるタイプのドリンクホルダーを別途設置し、そこにIG-LC15を置くと良いのではと思っています。
ただ懸念されるのは、エアコンの空気が直撃しますから、冷房だと本体がキンキンに、暖房だとアチアチになってしまい、壊れてしまわないか不安になります。
上方向や下方向にオフセットされているドリンクホルダーがあればいいのですが。。。
IG-LC15の良かった点
- プラズマクラスター25000搭載で花粉や車内の匂いを除去してくれる
- メモリー機能がある為、エンジンONOFFでモードが変わらない
- 「20分間ターボ後ミドル運転」モードが使える
- USB電源である為、卓上でも使用可能
IG-LC15のもう少しな点
- モードLEDが眩しい
- ターボモードのファン音がうるさい
- 下部から吸い込む為、ドリンクホルダーによっては通気性が悪い
総評
全体的には購入してよかったと思います。
価格は1万円前後と安い買い物ではありませんが、花粉症の私からすると安いぐらいです。
花粉症でない人も、社内の消臭効果等を鑑みるとべらぼうに高いとは感じないのではないでしょうか。
小さなお子さんをよく乗せる方にも良いかもしれませんね。
今回は車内で使用しましたが、USB電源ですから、どこでも使用できます。
プラズマクラスターがコロナウィルスに効果があるかはわかりませんが、車内だけでなく卓上で使用できますから、職場などのデスクに置いておくのも良いかもしれません。
こういった点も結構プラスポイントですね。
現在では、私が購入したIG-LC15の次のニューモデルが登場しています。
ニューモデルでは「プラズマクラスター25000」から「プラズマクラスターNEXT」という最新のユニットになり、デザインも変更されています。
プラズマクラスターNEXTは、10万円クラスの高級機に採用されているユニットですから、その威力は試すまでもないでしょう。
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